企業サイトにおけるソーシャルメディアの公式ページ・公式アカウント開設率は69.5%


トーチライト神部です。

ソーシャルメディア活用のポイントは“アジェンダ設定力” : 富士通総研 という記事の中に、つぎのような興味深いフレーズが含まれています。

「企業におけるソーシャルメディアの活用が進んでいる。公益社団法人日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会が実施した昨年11月の調査結果によると、企業サイトにおけるソーシャルメディアの公式ページ・公式アカウント開設率は69.5%に達した。ただ、話題になっているから開設したものの、反応が少なく 今後どうすれば良いのか分からないという声も聞かれる。企業はソーシャルメディアにどのように取り組めば良いのだろうか?」

これは驚きですね。こちらの調査対象の企業においては、ほぼ7割の企業がソーシャルページや公式アカウントを持っているそうです。Facebookページやmixiページのようなページと、Twitterアカウントのようなアカウントとの比率や重なり具合を知りたいところですね。ほかにも、オウンドメディアをソーシャル化したコカ・コーラや、ソーシャルメディアに対応するための組織体制を変えた日産の例なども乗っており、非常に興味深い記事になっています。

また、関西においては 【報告書】ソーシャルメディアに企業がどう向き合うか~経営判断のポイント~ というレポートも出ています。やみくもにソーシャルメディアを採用するだけではなく、失敗例なども共有されていますので、こちらも参考になる資料です。お時間あればぜひご一読ください。

Facebookモバイルユーザー、4.88億人~日本のモバイル利用率は72%~


トーチライト川下です。Socialbakersのデータによると、Facebookのモバイルユーザー数は4.88億人とのことです。先程IPOの書類修正されたというニュースがありました。モバイルの増加はFacebookでも大きく懸念している部分で、広告の露出量低下によって、今後の売り上げに影響するという考えなようです。アクセス元はフィーチャーフォンをAndroid iphoneが越え、スマートフォン主流に移ってきていることが明らかです。

 

USでは1億人がモバイルを活用

下記のグラフはモバイルユーザーの多い国トップ10。現在USのFacebookユーザー数は1,5億人と言われていますが、モバイルでは1億人。3分の2がモバイルを活用していることがわかります。UKも全体で3,000万人と言われていてモバイルが2,000万人とちょうどUSと同じくらいの割合ですね。

日本は72%がモバイルを活用

浸透率でのトップ10をみてみると、1位はNIGERIA。まだ人口の2%程度の浸透率です。SouthAfricaは人口9.33%程度でBMWのイベント企画などが実施されていたようです。その中で日本はというとシンガポールにほぼ並ぶ7割がモバイルを利用。もちろん、PCとの併用もあるわけですが、現状6.8%の人口浸透率の日本では、このままFacebookユーザーの拡大がでてくるとよりモバイル機能の強化が必要になってきますね。また同時に広告枠についても整備が急がれます。

参考までに南アフリカでは、タブレットを使ったリアルなBMWのゲームイベントも実施されたようです。日本ではまだまだPCの企画がメインではありますが、Facebook Connectを利用してモバイル端末でコンテンツを作るというのも今後出てきそうですね。http://www.infobahn.co.jp/social-marketing/9339

 

参考リンク :http://www.socialbakers.com/blog/554-facebook-hits-488-million-mobile-users-infographic/

Facebookのアプリストアが数週間後にも開始予定


トーチライト神部です。

久々のブログ更新となりましたが、こんなニュースが入って来ました。

Facebook、独自のアプリストア(the App Center)を開設

大元の記事はこちらで、開発者向けにアプリを申請するよう促しているとのことです。

Introducing the App Center – Facebook開発者

なかなか不思議なのは、Facebookアプリだけではなく、Facebookのモバイル向けGraph APIに対応したアプリも含まれているようです。Involve のようなページ向けアプリも含まれるのでしょうか。それであればおそらくこちらに書かれてあるようなプロセスが実施されているはずです:App Center Tutorial : Facebook開発者向けドキュメントの日本語訳とTips

そして当然これはApple、Google、Amazonなどのアプリ販売プラットフォームと競合していくことになります。App StoreとGoogle Play以外でアプリストアを運営することは用意ではありませんが、Amazonのように独自にアプリの仕入れを行ったりするケースもあります。Facebookも開発者にアプリの登録を促し、Facebookに親和性の高いアプリを中心に売っていくことで、自社のエコシステムをより強固にしていく手助けとしたいのかもしれません。

ともかく、目が離せない新しいアプリストア、そのオープンを楽しみに待ちたいと思います。

関連記事

【Facebook広告研究】カップヌードルのページからPage Post ADを考える


FacebookのPage PostADについてご存知ですか?PagePostADとは、投稿した記事を広告としてだすことができる広告掲載方法です。シンプルに動画を使ったり、イベントなど投稿の種類に応じて表現など、6つのタイプの表現できるものです。いわゆるテキスト・画像といった広告原稿を入稿する必要なく掲載ができます。

<ページポストアドの種類>
特に、1か、2がおおいと思います。
1.Status Updates (text)
2.Photos
3.Videos
4.Links
5.Questions
6.Events

※スポンサー広告ガイドhttp://ads.ak.facebook.com/ads/FacebookAds/Sponsored_Stories_Guide_042511.pdf

Page Post ADはシンプルに動画を使ったり、イベントなど投稿の種類に応じて表現を変えることができます。日本の事例も最近よくでてきています。ページにエンゲージしているユーザーの情報を元に配信しているので、つながりが増えるとADの配信がスケールします。

【1】いいね!している人と、いいね!していない人で違う表現

いいね!している人に見せる場合には、単に投稿しして、いいねしているユーザーのニュースフィードでは到達できない部分の補完として広告を出すという意味合いで使われるかと思います。逆にいいね!していない人には投稿を見せることもしながらページにイイネをしてほしい、っていう要望になりますよね。Page Post ADでは異なる表現で出すことができます。

【2】表現はわかりやすく、簡潔に。むしろビジュアルで訴求。

カップヌードルでは簡潔です。投稿自体を簡潔にしておいかないと広告の枠の中で文字が途切れてしまったりします。※コメント欄がでるのはプレミアム枠の特徴?でマーケットプレイスだと文字数は減るようです

【3】投稿の時間を超えて、より広がるコンテンツを広告に

カップヌードルの投稿ではCMを5回(5人分)アップしていますが、前田敦子はもちろん1番初めに投稿されています。普段ですとページの投稿が増えれば増えるほど埋もれていしまいますが、効果のよいだろう投稿を広告クリエイティブにだしておくことで、よりページへのいいね!や投稿へのいいね、コメント数を増やすことができます。もちろん前田敦子の人気から考えると、普通なのかもしれませんが、

1.投稿のいいね数ではほかにない300越えしているようです、「シェア」の数ではほかのメンバーの動画が10~20件近いのに対して100シェアを越えています。

2.更にコメント数については図には記載していませんが、ここにも差が開いてました。

3.これも参考程度ですが、いいね!の数値がこの1週間で伸びているとともに同時に「話題にしている人」も同時に増えています。fMCでも話があがりましたが、「話題にしている人」についての効果を研究するのは重要です。いいね数と合わせて、「話題にしている人」の数が増えているということは、更にファンになっていない友人への「シェア」などによって、ファンではない人に対してのオーガニックなフィードが増えている効果のではないでしょうか。投稿から何日かたっても、つながっているファンによりよい企業の投稿を見せることができる方法として活用できることがわかります。

あまり比較が少なくて、アバウトな情報でしたが、タイムライン化によって増えてくるだろう、Page Post ADについて今後もウォッチしていきたいと思います。

 

 

Twitter CEO、Dick Costello氏が来日、日本マーケットの重要性を語る


トーチライト神部です。

既に各所でアナウンスされていますように、Twitter CEO、Dick CostelloI(@dickc)氏が来日、し日本マーケットの重要性を語っています。

既に多くのメディアで記事化されていますので、ここでは簡単にそれらの記事をリストアップしてみましょう。

週間アスキーのサイトでは事前に質問も受け付けられていたみたいですね。

当日取材に行かれた記者さんたちのアカウント(含むネットメディア&Twitter社員アカウント)

その他

まとめ ~Twitterのいままでとこれから~

良くも悪くも「進化しない」Twitter。進化と多様性への追求があまりにも早いFacebookとは対象です。ドッグイヤー、マウスイヤーと言われる中で、Twitterはまるでダイナソー(恐竜)です。そののんびりした感じは、多くの既存ユーザを置いてきぼりにしないゆるやかな歩みではあるものの、サービスの進化による淘汰にも晒されないか心配なところです。Twitterが恐竜のように滅びてしまうのか、はたまた生き延びて鳥類に進化してさえずりを続けていくのか、興味深く見守って行きたいところです。

また、日本市場では北米市場と違いFacebookが圧倒的ではなく、Twitter、Facebook、mixiの三社が拮抗しているということも注目しておいて損はありません。だからこそTwitterは日本市場を重要視するし、あるいは日本から巻き返しのヒントを得ようとしているのかもしれません。しかしながら、このように日本市場でウケているのはやはり文字ベースのコミュニケーションだからなのかもしれません。もしもっと識字率が低かったら、Facebookのような画像中心のソーシャルネットワークの方がより好評を博していたかもしれません。

参入のタイミングというものもあるかもしれませんが、ユーザのバランスというものを考えた場合、やはりFacebookとTwitterが拮抗している国というのはレアケースと思ったほうがよさそうです。であれば日本がモデルケースになるというのは少々期待し難く、なんらかの方法でTwitterが生き延びていく方法というのは、考えだされなければいけないのかもしれません。

Google+は「コンテキストグラフ」の提供を目指すのか?UIをTumblrライクにリニューアル


トーチライト神部です。

今朝方より、Google+が新デザインに移行しはじめているのをご存じでしょうか。まずは下記の新デザインをご覧ください。

アイコンの並びが左という印象の違いはありますが、個人的にはこのUIは Tumblr のダッシュボードを思い起こさせるものだと思います。そもそもGoogle+のUIはFacebookのタイムライン化サれる前のウォールUIと酷似していましたが、今回このようにデザインを変更したことで、「人(プロフィール)」と「歴史(タイムライン)」が形づくるソーシャルグラフから、「話題(コンテンツ)」と「興味(インタレスト)」が形作る「コンテキストグラフ」を目指すというメッセージを受け取ったように思います。

もっとも「コンテキストグラフ」などというものは私の造語にすぎませんが、実名が必ずしも重要とはいえない、話題と興味の一致が重視されるソーシャルネットワークに近づく方向に舵を切り直した可能性というのは考える事ができるのではないかと思います。

全てのサイトはTumblrに通じる?

ウェブサイト上のコンテンツを考えたとき、それがソーシャルであるかどうかは本質的にはあまり重要ではありません。大事なのは、それが「特定のニッチに向けた情報(あるいは機能の提供)」であるか、「後半に広く浅く拡散される情報」なのかという違いです。

前者のもっともわかりやすい例は、Facebookでしょう。コンテンツの中身には大きく個人人格とコンテンツ人格があり、前者は個人のプロフィールのタイムラインによって、後者はFacebookページのタイムラインによって企業やイベントの中身が発信されます。日本国内では、mixiも類似しています。登録されているそれぞれの人格は個性できであるように見えて、人格を形作る時系列の出来事や、それらが集まって形成するコミュニティをモデル化してみると、実は「同じような小さなクラスタの集まり」にすぎない事がわかります。個性的でありながらも、

では後者はどうかというと、TwitterやTumblrがそれらを提供しているモデルであると言えるでしょう。生身の個人であるか法人のような想像上の人格であるかは問わず、「何を発信するか」が最も重要視されるものとなります。Twitterはまだ「アカウント」の個性が重視されますが、Tumblrとなると、アカウントの個性というよりは、どんなコンテンツがシェアされ、リブログされ、お気に入りに入れられるか、それだけが重要な世界になってきます。コンテンツが大事であるからこそ、知らない人同士で突然「ハングアウツ」と呼ばれる電話会議を開催することもありえるわけです。

もしGoogleが、人と人が織りなす「人間関係」よりも「人と人が生み出す「文化関係」を重視するのだとすれば、それがTumblrのようなサービスに帰結するのは当然でしょう。Facebookは「mixiのようなSNSを人ベースでTumblr化したもの」と誰かが言っていましたが、Google+は改めてソーシャルグラフへのプライオリティを下げ、テレビの一方向性とネットの双方向性を生かしたコンテキストグラフの成長・活用を重視し始めたのではないかと、勝手に推測しています。それは奇しくも、何年も前からTumblrが先に未来を行っていた選択肢でもあります。

このあたりについては、下記の記事も参考にどうぞ。

関連ニュース

持論の展開はこのあたりにしておき、他のサイトがどのようにこのリニューアルを評価しているか、見ていってみましょう。

記事の中には「プロフィールページがFBのタイムライン風になっている」と紹介している記事もありますね。他にも機能は満載ですが、Google自身は「Google+はシンプル化」を目指している、ということなので、機能を細かに紹介することはあまり意味が無いかもしれません(どうでもいいですが、個人的にもUIはデフォルト設定で使うのが好きな使い方のタイプです)。

番外編:「Google+とSEO」

さて、Google+とSEOの関係には、ちょっとした物議がかもされていますので、ここで紹介しておきます。

なお、各サービスに対して、ラリー・ペイジはこんなコメントを出しています。

さらに番外編

ちなみに、リニューアル後のGoogle+のちょっとした面白い活用や、また別のサービス「Google カレント」の提供も始まったようですので、あわせてお伝えしておきます。

「Google カレント – iOS/Android向け電子雑誌アプリ」

 

個人でも法人でも、ソーシャルメディアに大事なのはタイミング。「buffer」を使って調整しよう


トーチライト神部です。

以前からよく言われていることに「ソーシャルメディアを通じて他者と対話するときに、あまり一方的につぶやきすぎてはいけない」というものがあります。全員がヘビーユーザーならともかく、たいていのひとは一日に一回か二回くらいしかソーシャルメディアをチェックしないわけですから、そのときに10個も20個も同じ人のツイートが並んでいたら、なんだかうんざりしちゃうわけです。そうなると、フォローを外されたり、最悪ブロックされたりしてしまうかもしれませんよね。

そもそもFacebookでは、短期間の投稿で「いいね!」やコメントが集まっていないものは、エッジランクが低いものとみなされて省略されてしまったりします。オンラインでも「丁寧な、相手の気持を考えた対応」が求められるわけです。

そんなときは「buffer」を使って調整しよう

でも、投稿間隔を調整することが大事だったとしても、それをアナログにやるのは結構大変だなぁ・・・と思ったら、fladdictさんに下記の記事がありました(元は

ここまでの話を整理すると、これはとても有用なアプリです。機能はシンプルに『他の人が不快に思わない程度に「時差投稿」をしてくれる』というものなわけです。人々に不快に思われなければ、シェアされる機会も多くなり、最終的にはリーチも増えます。このあたりの相関性については、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

継続は力なり、とはいいますが、モラルなき継続はただ迷惑なだけです。せっかくのアウトプットなので、出し方を間違って、まったく逆効果の「デマーケティング」にならないよう、気をつけたいですね。

【続報】InstagramのCEO、Kevin Systrom氏もFaceboookによる買収についてのコメントを出す


トーチライト神部です。

一つ前のエントリで紹介したFaceboookのInstagram買収に関してInstagramのCEO、Kevin Systrom氏もコメントを出していたので、こちらもざっくりと翻訳してみます。

Instagram • Instagram + Facebook

Mikeと私が世界中のコミュニケーションとシェアの方法を変えるべくInstagramをスタートさせたのは二年ほど前のことでした。Instragramが地球上すべての人々による活気あるコミュンティに広がっていくのを見るのはとても素晴らしい時間でした。そして今日、InstragramがFacebookによる買収を発表したのは、この上ない最上の喜びです。

これまでの全ての日々において私達はInstragramで共有されること以上の経験をしてきましたし、それが可能なことだとは考えていませんでした。これはひとえに、努力を絶やさない才能にあふれた、かけがえのないチームのおかげです。Facebookの支援、アイディアの交換、そして才能によって、我々はもっと驚きにあふれた未来を、FacebookがなしえたようにInstagramでも成すことを切に望んでいます。

重要なことは、Instagramはどこにも行かないということです。Facebookとの間では、Instragramを発展させ、ネットワークを構築するために動いています。プロダクトには新機能を追加し続け、プロダクトはモバイル端末における新しい体験を生み出すことでしょう。

Instagramのアプリはみなさんがご存知で、愛していただいているものと今後もかわりありません。あなたがフォローしている人、フォローされているひとも変わりません。Facebook以外のソーシャルネットワークに共有できるのも同じです。もっとアプリを面白く、個性的にするその他の機能も引き続きご利用いただけます。

我々はFacebookを招き入れる覚悟を整え、もっとすばらしいInstagramを、全てのひとのために開発していけることに興奮を覚えずにいられません。

Instagram CEO Kevinより。

【速報】FaceboookがInstagramを10億ドルで買収(ザッカーバーグのメッセージ超訳付き)


トーチライト神部です。

早朝から驚きのニュースが流れてきました。FaceboookがInstagramを10億ドルで買収、とのことです。基本的には、提供するアプリの内容はかわりませんが、FacebookにInstagramと同様の機能が加わる可能性もあるそうです。今後の新機能は、Facebookのエンジニアも参加して共同で開発を行なっていくとのことです。

ニュースソース

マーク・ザッカーバーグからの手紙

Facebookには下記のようなポストが掲載されています。


以下、上記メッセージの超ざっくり訳です。

ここに、Instagramを買収し、優秀なチームがFacebookに加わることをシェアできることを大変嬉しく思う。

近年、FacebookもInstagramも長年家族や友人との写真共有に最良の手段を模索してきた。

それぞれ使用感の違いはあるが、事を成し遂げるためには、Instagramの強みと機能をFacebookと統合しようとせずそのまま生かしていく方がよいと考える。

上記の理由が、Instagramを個別に開発し成長させる理由である。数百万の人がInstagramを愛しブランドにかかわっているなか、このアプリを拡大しブランドの強化を行い、より多くの人に広めるのを助けることがFacebookの使命だ。

InstagramがさまざまなFacebook以外のサービスと接続しているという事実は重要な体験の一部であり、外部のサービスに投稿する機能について、あるいはFacebookと共有しない選択肢についても希望があれば残しておき、Facebookとは別のソーシャルグラフ(フォローおよびフォロワー関係)も維持しておきたい。

他にもさまざまな重要な機能があることは承知している。Facebookにも同様の機能を実装することは検討していく。それと同時に、Facebookの協力なエンジニアチームとインフラ環境もInstagramの成長を手助けしていく。

このように大きなユーザを持つプロダクトと企業を買収するのはFacebookにとってもはじめてであり、これは重要な区切りである。これ以上のものは計画されておらず、我々は最高の写真共有の体験を届けることだけがFacebookを人々が愛する理由であり、それがこの2つの会社をひとつにした。

これから、Instagramのチームとともに、全ての新しい体験を共に構築していくことを楽しみにしている。

(追記)関連記事その2

フォローアップ記事も続々と登場しています。

(追記)InstagramのCEO、Kevin Systrom氏よりコメント

Instagram側からもコメントが出ましたので、こちらもざっくり訳してみました。2社それぞれで言っていることがぶれてなくていいですね。

【続報】InstagramのCEO、Kevin Systrom氏もFaceboookによる買収についてのコメントを出す | Torchlight Blog

ソーシャルにまた新たなバディが登場。「ソーシャル×動画」は革命を起こすか?


トーチライト神部です。

ソーシャルメディアは、FacebookやPinterest、そしてTwitterのように、人を集めその上を情報が跋扈すること自体がひとつの特徴となっています。さまざまな属性で塗り分けられる人間のクラスタは、参加者に仲間意識をもたせリピート率や滞在時間を高めると共に、それらを属性として広告の出稿もできるため、それ自体でのエコシステムを考える場合にはわりとシンプルなしくみです。

しかし、ソーシャルメディアは別の要素と組み合わせることで、別のシナジーを生むことがあります。たとえば、スマートフォンとソーシャルメディアは最高の組み合わせでした。そもそも個人情報の集積体である携帯電話/携帯デバイスに、データ通信網を通じてソーシャルメディアとつながることはある意味必然だったと言えます。位置情報との連携も、Foursquareのような新しいサービスを生みました。また、OpenFeintなどのスマートフォン向けアプリのソーシャル化サービスは、ゲームの構造に友人との競争を持ち込むことで、ゲームへの熱中度をさらに上げることに貢献しています。

動画とソーシャルはあたらしいパートナーになれる?

前置きが長くなりましたが、ソーシャルメディアの新しいパートナーとして、再度「動画」が浮上しています。「テレビ」という言い方に言い換えれば「ソーシャルテレビ」というキーワードでもバズが継続しています。さらに、YouTubeの共同創業者たちが立ち上げた企業「AVOS」が、動画とソーシャルを組み合わせた新たなサービス「zeen」を始めるとアナウンスしたことで、この組み合わせへの注目がにわかに高まって来ました。

YouTube創業者コンビ、ソーシャルマルチメディアサービス「Zeen」を始動 – ITmedia ニュース

ここに書かれているキーワード「DISCOVER&CREATE Beautiful Magazine」というキーワードを見るかぎりでは、Flipboardの動画版といったところでしょうか。画像系でPinterestが盛り上がっているところからも、それを一歩動画にすすめてみようという発想なのかもしれません。人気の映画シリーズ「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる、動く新聞みたいなものになるかもしれませんね。続報に期待したいところです。

そこにソーシャルという要素がどう絡むかといえば、基本はそれほど予想が難しくなく、「友達の作成したzeenを購読できる」「OpenGraph APIのverbでFacebookに伝達される」といったあたりではないでしょうか。友達と共同編集なんてのもあるかもしれませんが。バックエンドが気になりますが、基本はYouTubeになるでしょうね。

「コンピューター上の動画」と「テレビの動画」の違い

さて、ついでに最近デバイス毎に感じる動画体験の違いというのをとてもよく感じます。テレビやワンセグのような電波ベースのデバイスでは、スイッチをつけるとそのときの編成の動画が流れ、後戻りはできません。しかし、コンピューターやタブレットPCは、検索であれレコメンドであれ、誰かが再生開始のスイッチを押さなければなりません。

これが非常にまどろっこしいところで、後者は「ただなんとなく」が介在せず、とにかく視聴者の意思というものが反映されなくてはならず、閲覧性があまりよくないといえるでしょう。ソーシャルの話とは外れますが、これら両者のいいとこどりというものはできないものでしょうか。

最後に、そんな理想を列挙してこの記事を終わりたく思います。

  • スイッチを入れる(アプリを起動する)と、任意の動画がすぐ再生される。
  • しかし、巻戻しや配信済み部分までの早送りができる
  • 動画は綺麗で訴求力があり、家庭のテレビでリモコンから操作してテレビでも見られる。
  • タブレットPCにも対応し、気長に流せる

いかがでしょうか。イメージとしては、SPIDER – 地デジを1週間、全録するレコーダー。 にYouTubeの動画検索が統合されたようなイメージですが、そこにさらにソーシャルメディアへの共有が加わり、動画がデバイスや権利管理スキームの枠を超えて共有されるようになると、動画もようやくテキストや画像のように共有されることになるのかもしれませんね。

参考記事:テレビが進化する可能性を追う!日本の閉鎖的な放送業界を揺り動かす「SPIDER」のさらなるチャレンジ  | 佐々木俊尚「ブレイクスルーな人たち」 | 現代ビジネス [講談社]